魔女の宅急便は子どもと一緒に見てみたいよね

『魔女の宅急便』のみどころは、何と言っても簡単に空を飛ぶ自分を夢見ることができる、というところですかね。

文明の機器に頼ることなく、断崖絶壁に立つこともなく、自分の能力で空を飛びたいと思ったことはありませんか?

宮崎駿監督作品には、主人公が大空を縦横無尽に舞うシーンが数多く描かれます。
この『魔女の宅急便』もまた然りなのですが、この映画が一番現実に近い描き方をしてくれています。

離陸する瞬間の、地面の草が揺れるところ。ずっと海上を飛んでいたところに、陸地が姿を現す瞬間。それに上手く飛べなくて街中のビルにぶつかってしまうところ。森に落ちた時の木の枝のとげとげしさ。

『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』も空を舞うシーンは壮大で、画面から風が吹いてくるかのようにすら感じられるのですが、フィクションの部分が多いと、どうしても想像するのに限界があります。

それが『魔女の宅急便』だと、現実にある庭の草や海岸やビルの窓や木が掛け橋になってくれて、より空飛ぶ想像を楽しむことができます。

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恋の部分もいいですね。

キキの修業先の町に住むトンボは、キキと仲良くなりたくて何かと接触を試みるのですが、いまいち良く思われません。

キキからすると、今でいうところの「友達としてはいいんだけど~恋愛対象としてはマジ無理~」という残念な印象。

でも物語が進むに従って、だんだんと仲良くなっていく。原作だととうとう結婚しちゃってます。

好きな人がいて、いろいろアタックしているけどどうも感触が良くない。そんな時にこの映画を見るとなんか励まされます。
トンボには悪いんだけど、ああ、トンボみたいにちょっとウザいと思われていても、諦めるのはまだ早いかなって思わせてくれますよ。

キキが居候するパン屋のご主人(おソノさんの夫)も最初無愛想なんですけど、本当は全然そんな人じゃなくて、こそっとキキにサプライズするシーンでは、ほんのちょっとしか出てないし、劇中では一言もしゃべってないのに「あの人いいなぁ」と思ってしまったりした人は多いはず。
やっぱギャップって強いですよね

キキが新しい町へ社会勉強に来て、最初は冷たいあしらいを受けたり、魔法の能力が弱くなっちゃって苦悩したりと、辛い部分もありますが、心地よく空を飛んで、恋愛にもポジティブになれる、そんな効果が『魔女の宅急便』にはあると思います。

ついでにもう見たことのあるという人へ。

実はラストら辺にでてくる人ごみの中に、なんと宮崎駿監督がいるのですが知ってましたか。もし知らなければ是非探しに行ってみてください。

あ、箒かデッキブラシを忘れずにw

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