ゴッドファーザーをU-NEXTで見てみよう
ゴッドファーザーは言わずと知れた名作ですが、フランシス・コッポラ監督は当時まだまだ駆け出しの監督で、後に【ゴッドファーザー】が稀代の名作になろうとはこの時点では夢にも思っていなかったでしょう。
その証拠に、初代【ゴッドファーザー】はかなりの低予算&撮影期間の短さで作成されました。
コッポラ監督は低予算を賄うために、先ずは主演の起用を当時は業界でも異端児扱い&すでに落ち目になっていた【マーロン・ブランド】を起用します。
更にコルレオーネの息子役に当初予定していた【ロバート・レッドフォード】を使えず、全く売れていなかった【アル・パチーノ】をオーデションで起用しました。
しかしアル・パチーノの若かりし頃ヤバイぐらいにかっこ良すぎぎますね。
更にまだまだ予算が苦しかったコッポラは、身内作戦に出ます。
先ずはコルレオーネ(マーロン・ブランド)の娘役にコッポラの姪子【タリア・シャイン】を起用し、その上実の父親【カーマン・コッポラ】に音楽まで担当してもらっていたのです。
最後の洗礼のシーンの赤ちゃんなんかは実の娘【ソフィア・コッポラ】を起用していたのです。
この話には続きがあって、【ゴッドファーザー】【ゴッドファーザーⅡ】と大成功を収めていたのですが、【ゴッドファーザーⅢ】は評価が結構分かれています。
【ゴッドファーザーⅢ】はそもそも続きではなかったので、いっしょにすることがおかしいという意見もあるのですが、実際にⅠ,Ⅱと期待していた人には少々がっかりさせてしまったのは事実でしょう。
【ゴッドファーザーⅢ】がコケた一因はもしかしたら、マイケルの娘役を【ウィノナ・ライダー】が降板してしまった代わりに、娘の【ソフィア・コッポラ】をもう一度起用してしまったことにあるのかもしれません。
ソフィアさん美人だとは思うのですが、当時異様なぐらいオーラを発しまくっていたアル・パチーノと並ぶと「う~ん?」となってしまいますよね?
【ゴッドファーザー】大成功で味をしめたのか、もう一度娘を使いましたが、もっとシチリアの謎めいた感じというか、奥深さが瞳から出てくるような、そんな感じの雰囲気はちょっと出てなかったんじゃないかとアルベルトは思うんですよ。
もしかしてウィノナ・ライダーがやっていたら?ゴッドファーザーは5ぐらいまで続編が出ていたかと思うとコッポラさんには申し訳ないですが、ゴッドファーザーファンとしては残念でなりません。
まあ制作秘話はともかく、【ゴッドファーザー】が名作であり、アルベルトが最も愛する映画であることに変わりはありません。(3も好きですよ)
今回は一番好きな映画ゴッドファーザーを取り上げてみましたが、見放題サイトでは、【U-NEXT】で配信されています。
PPVですが、1,2,3全話で300円ですので、お得です。
もしかしてまだゴッドファーザーを見ていない人は、死ぬまでにいちどは見ることを強くおすすめします。
因みにはっきり言って女子には全く響かないみたいで、大事なBDを、イチオシ映画と貸してあげても、感想は「まあ良かったけど?」みたいな反応しか返って来た試しがありません。
が、男子には強くおすすめします。
ってか、BD買って人生のバイブルとして永久保存が当たり前でしょう。